目次
第3回:イメージ力が身体を動かす — 知識を超えて声を導く方法
■ LIFEボイストレーニングとは?
トムズボイスが提案する LIFEボイストレーニング(ライフボイトレ) は、単に声を良くするためのレッスンではありません。
呼吸・姿勢・言葉を整えることで、自分らしく生きるエネルギーを取り戻し、人生そのものを輝かせるプログラムです。
声は心と身体をつなぐ架け橋。
呼吸が変われば声が変わり、声が変われば印象が変わり、やがて人生そのものも変わっていきます。
この連載では、ライフボイトレの考え方をベースに「45歳からの声の磨き方」を1ステップずつ紹介しています。
第1回は呼吸の基本、第2回は太陽神経叢とエネルギー、そして今回は「イメージ力が身体を動かす」をテーマにお届けします。
■ はじめに
「腹式呼吸は知っている」
「横隔膜の働きも理解している」
でも、実際に声を出すと息が続かない、響きが浅い——。
そんな経験はありませんか?
広島でボイストレーニングを指導していても、「知識としては理解しているのに、体がうまく動かない」という方がとても多いのです。
これは決して能力の問題ではなく、人の体は知識ではなくイメージによって動かされるという性質があるからです。
■ 知識だけでは声は変わらない
横隔膜の構造や声帯の仕組みをどれだけ理解しても、その知識がそのまま声につながることはありません。
・「横隔膜を下げて」と言われても感覚がつかめない
・「もっと息を入れて」と言われても苦しくなるだけ
・「姿勢を正して」と言われても余計に力が入ってしまう
こうしたケースでは「知識」と「身体の感覚」が一致していないのです。
そこで必要になるのが「イメージ」です。
■ イメージが身体を変える
ライフボイトレでは、次のようなイメージを指導の中で多用します。
横隔膜を広げる
横隔膜は上下に動く筋肉ですが、「広がる」とイメージすると胸郭や腰回りが自然に柔らかくなり、深い呼吸がしやすくなります。
腰に息を入れる
実際に空気が腰まで入るわけではありません。けれど「腰に息を入れる」と思うと、背中や腰の周囲がふくらみ、腹腔全体で息を受け止める感覚が生まれます。
頭の上からクレーンで吊られる
「背筋を伸ばす」と意識すると、たいてい力が入って不自然な姿勢になります。
そこで「頭頂をクレーンで軽く吊られている」とイメージすると、力みが抜けて自然に姿勢が整います。
これらは解剖学の教科書には出てきません。
けれども実際に生徒さんの体は、このイメージでスッと変わるのです。
■ 広島でのレッスン事例
ある40代の男性は、「腹式呼吸を学んでも胸が上下してしまう」と悩んでいました。
「横隔膜を広げるイメージで」と伝えたところ、すぐに肩の上下動が収まり、自然な腹式呼吸に切り替わりました。
また、50代の女性は「声を出すとすぐ疲れる」とおっしゃっていましたが、「腰に息を入れて」とイメージを変えただけで、声が長く安定して続くようになりました。
「知識」では変わらなくても、「イメージ」で体が素直に反応する——これがライフボイトレの最大の特徴です。
■ 今日からできるイメージ呼吸ワーク
自宅でもできる簡単なイメージワークを紹介します。
椅子に腰かけ、軽く目を閉じる
頭の上からクレーンで吊られているとイメージして姿勢を整える
息を吐くときは、鳩尾に向かって吐く
息を吸うときは、腰に息を入れるイメージで吸う
そのまま「アー」と声を出し、頭頂から声が抜けていくイメージを持つ
これを数分繰り返すだけで、声の響きと安定感が変わってくるのを実感できます。
■ イメージ力が声を育てる理由
なぜイメージが効果的なのか。
それは、人間の体は「意識」よりも「感覚」で動くからです。
「筋肉をこう動かす」と頭で考えるよりも、
「風船が広がる」「吊られている」とイメージする方が、無意識に体が反応しやすいのです。
ライフボイトレは、科学的知識をベースにしながらも「比喩」を重視します。
それは、声を導くのは知識ではなくイメージだからです。
■ まとめ
声は知識だけでは変わりません。
「横隔膜を広げる」「腰に息を入れる」「クレーンで吊られる」——こうした比喩的なイメージが、体を動かし、呼吸を深め、声を導きます。
LIFEボイストレーニングは、広島で声に悩む40〜50代の方々に「知識ではなく感覚で変わる」体験を提供しています。
知識を超えた「イメージの力」で、あなたの声と人生を変えてみませんか。
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