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呼吸の「深さ」を決める腎臓
「腹式呼吸を意識してもお腹がうまく膨らまない」
「呼吸が浅くて声に力が入らない」
そんな悩みを持つ方は少なくありません。
実は、呼吸の深さを決めるカギのひとつが腎臓です。腎臓は一般的に排泄や代謝の臓器として知られていますが、東洋的な身体観では「エネルギーを蓄える貯蔵庫」とされ、呼吸や声の質と密接に結びついています。
LIFEボイトレ(ライフボイストレーニング)では、この腎臓を膨らませる呼吸を取り入れることで、自然に深い呼吸を身につけ、声にエネルギーと若さを取り戻すことを目指しています。
腎臓呼吸がもたらす声の若返り
呼吸が深くなると、空気が背中側にまで届き、下半身が安定します。結果として姿勢が整い、声も安定していきます。
声楽の世界には「背中が老けると声も老ける」という言葉があります。顔は化粧で隠せても、背中や腰回りの衰えは隠せません。腎臓が弱ると呼吸も浅くなり、声がかすれたり、ハリがなくなってしまうのです。
逆に、腎臓を意識して呼吸することで背中が若返り、声に自然な強さと深みが戻ってきます。これは単なる発声技術ではなく、声のアンチエイジングと言えるでしょう。
腎臓と「支え」の関係
第6回で解説した「支え」は、下腹からの力と横隔膜の広がりがぶつかり合うことで生まれる安定です。
このとき腎臓をふくらませるように息を吸うと、横隔膜が自然に広がり、支えがより確かなものになります。つまり腎臓呼吸は、支えを安定させるための隠れたスイッチなのです。
実践ワーク:腎臓を膨らませる呼吸
・吐く(呼)
まず「スーッ」と音を立て、鳩尾に向かって息を吐き切ります。余分な力を抜き、体をリセットするイメージです。
・吸う(吸)
次に、背中側の腎臓をふくらませるように吸うことを意識します。腰に空気が入るような感覚で、腎臓を外に押し広げるイメージを持ちましょう。
・発声する
丹田の支えを感じながら「アー」と声を出します。声の深みと安定感を体感できるはずです。
このワークを繰り返すことで、呼吸と声の質が少しずつ変化していきます
・腎臓を意識した呼吸で得られる効果
・呼吸が自然に深まる
・下半身が安定し姿勢が整う
・声にハリと若さが戻る
・長時間声を使っても疲れにくくなる
腎臓呼吸は、声の改善だけでなく、体の活力やメンタルの安定にもつながります。
LIFEボイトレとは?
トムズボイスが提案する LIFEボイトレ(ライフボイストレーニング) は、単なる発声練習ではありません。
姿勢(体の軸を整える)
呼吸(腹式・腎臓呼吸・支え)
響き(共鳴・声相)
言葉(表現・メンタルとのつながり)
この4つを統合し、声を人生に活かすためのトレーニングです。
40代・50代からでも始められる、一生モノの声づくりをサポートしています。
まとめ:腎臓をふくらませて声を若返らせる
呼吸の質が変われば、声も人生も変わります。腎臓を意識することで呼吸が深まり、背中から若さがあふれ出し、声に確かなエネルギーが宿ります。
「声が弱くなった」「呼吸が浅い」と感じる方は、ぜひ腎臓呼吸を取り入れてみてください。
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