声をよくしようとするとき、
多くの人は「どう出すか」を考えます。
でも Tom’s Voice では、
その前に立ち止まります。
声は、鍛えて作るものではなく、
整った状態に戻ることで、自然に現れるものだからです。
LIFEボイトレの土台にしているのは、
特別なテクニックではありません。
それが
リセット呼吸です。
目次
呼吸が乱れると、声も乱れる
声が出にくいとき、
問題は喉ではないことがほとんどです。
・呼吸が浅くなっている
・身体が緊張している
・神経が「頑張るモード」から抜けられていない
この状態で発声練習を重ねても、
声は安定しません。
だから LIFEボイトレでは、
声を出す前に、呼吸を整える時間を大切にしています。
「究極」ではなく「リセット」という考え方
以前は「究極の呼吸法」という表現を使っていました。
ただ、LIFEボイトレの入口として考えたとき、
もっとやさしく、もっと安全な呼吸が必要だと感じるようになりました。
リセット呼吸は、
・能力を高めるための呼吸
・頑張って深くする呼吸
ではありません。
今の呼吸を、一度まっさらに戻すための呼吸です。
リセット呼吸がLIFEボイトレの基礎になる理由
LIFEボイトレは、
声の出し方を教える場ではありません。
日常の中で、
・無理なく
・緊張しすぎず
・自然に声が出る
そのための「土台」を整えることを目的にしています。
リセット呼吸によって、
・みぞおちの緊張が抜ける
・姿勢が静かに整う
・下腹に自然な支えが集まる
結果として、
声が「出そうとしなくても出る状態」に近づいていきます。
リセット呼吸エクササイズ(LIFE基礎)

※ この図は「正しく行うため」のものではありません。
呼吸の流れを、静かにイメージするための参考としてご覧ください。
① 姿勢を正して、鼻呼吸で吸う
姿勢を静かに整え、
鼻から息を吸います。
意識するのは、
・肺の下部(横隔膜が下がる)
・中部(胸がやさしく広がる)
・上部(胸が軽く持ち上がる)
一気にではなく、
ひとつながりの流れとして感じてください。
② 数秒間、息を止める
吸い終わったら、
数秒だけ息を止めます。
止めようと力を入れず、
余韻を味わう感覚で大丈夫です。
③ ゆっくり鼻から吐き切る
鼻から、ゆっくり吐いていきます。
息が
身体の内側を下へ降りていく
そんなイメージで。
吐き切ったら、
胸やお腹をそのままゆるめます。
正しくやろうとしなくていい
リセット呼吸で一番大切なのは、
うまくやろうとしないことです。
・深く吸おうとしない
・長く吐こうとしない
・正解を探さない
「呼吸が通る感じ」を、
静かに感じるだけで十分です。
声は、整った呼吸の“あと”についてくる
LIFEボイトレでは、
このリセット呼吸を土台にして、
・姿勢
・支え
・日常の声の使い方
へと進んでいきます。
順番を飛ばさないことが、
一番の近道です。
まとめ|LIFEボイトレは、呼吸を戻すところから
声を変えようとする前に、
まず呼吸を戻す。
リセット呼吸は、
LIFEボイトレのすべての基礎です。
頑張らなくていい。
無理に変えなくていい。
呼吸が戻ると、
声も、自然に戻り始めます。
声を出す前に、
一度、立ち止まってみたい方へ。
今の状態について、
無理のない範囲でお聞かせください。