― 言葉に芯が宿るとき、身体の中で起きていること

「通る声になりたい」
そう思ったとき、
私たちはつい、
声量
発声
滑舌
といった「出し方」に意識を向けがちです。
けれど、
本当に声が届く人を見ていると、
少し違う印象を受けることがあります。
目次
言葉に、芯がある人がいます
大きな声ではないのに、
不思議と届く。
感情が、静かに伝わってくる。
そんな声に触れたことはないでしょうか。
そのとき、
唇の両端には、
ほんのわずかな緊張があります。
大きく動かしているわけではない。
むしろ繊細に、
言葉が外にこぼれすぎないように、
そっと支えているような感覚です。
顔全体を大きく動かさなくても、
その小さな支えがあるだけで、
言葉には自然な芯が宿ります。
支えがないと、動きで補おうとする
逆に、
その支えがないまま
はっきり話そうとすると、
顔全体を大きく使うしかなくなります。
口を大きく開ける。
表情を強く動かす。
けれどそれは、
感情の動きというより、
ただの「動き」になってしまうのかもしれません。
声が通らないと感じるとき、
実はこの「支えの不在」が
静かに影響していることがあります。
声を遠くへ届けるときに起きていること
声を遠くへ届けようとするとき、
身体の中では、ある働きが起きています。
ボールを投げるとき、
力は前に向かっているようで、
同時に足元には
逆方向の力が静かに働いています。
床を押す力。
逃げない力。
その見えない支えがあるからこそ、
ボールは遠くへ飛んでいきます。
声も同じです。
どこかを強く押し出しているというより、
身体のどこかで、
そっと受け止められている。
その支えがあるからこそ、
声は自然に前へ届いていきます。
声を出す前に、少しだけ立ち止まってみませんか
Tom’s Voiceでは、
声を「鍛える」前に、声が生まれる身体に戻ることを大切にしています。
まずはLINEで、呼吸や声を整える小さなヒントをお届けしています。
気になることが出てきたら、いつでも個別にご相談いただけます。
※無理な勧誘や営業メッセージは送りません。必要な方にだけご案内します。
呼吸にも、支えがあります
呼吸のときも同じことが起きています。
脇や背中、
体の側面に、
わずかな厚みのようなものが生まれるとき。
息は、
無理に押し出さなくても、
静かに、でも確かに外へ流れていきます。
もしその支えがないと、
息も声も、
身体の外へ逃げてしまう。
力んでいるつもりはなくても、
どこかが空回りしてしまうのです。
支えは「下」で静かに働いています
足元。
股関節。
体の中心。
そうした場所が柔らかく働いているとき、
声は上だけで頑張らなくてよくなります。
下で受け止められているから、
上は自由でいられる。
これが、
「通る声」の土台です。
大きく出すことではなく、
身体全体が静かに支えている状態。
「支え」は力ではなく、場所
「支え」と聞くと、
どこか力を入れるもののように
感じるかもしれません。
けれど実際は、
力を足すことではありません。
力が静かに留まる場所を、
思い出すこと。
声が届くとき。
言葉に芯が宿るとき。
身体のどこかに、
目には見えない土台が、
そっと生まれています。
通る声は、支えの結果として現れます
声を通そうと頑張るほど、
喉や口に力が集まりやすくなります。
けれど、
支えが身体の下で働き始めると、
声は押し出さなくても届くようになります。
通る声とは、
技術だけで作られるものではなく、
身体全体の支えの結果として現れるもの。
Tom’s Voice では、
この「支え」を整えることを、
声づくりの中心に置いています。
声を出す前に、少しだけ立ち止まってみませんか
Tom’s Voiceでは、
声を「鍛える」前に、声が生まれる身体に戻ることを大切にしています。
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